スバル XV リアバンパー修理例
リアバンパー右側後部に付いてしまったキズを修理致します。
バンパー素地に深い削り痕と戻り切らない塑性変形が発生していました。
バンパー素材の変形を整えるためにヒーターを使用して必要な部分は100度以上に加熱を行い柔らかくしています。
温度が高い状態でバンパー裏面より低い部分を押し出してからダブルアクションサンダーを使用して素地表面をならしました。
整形の精度を向上させるために、バンパ専用パテを使用しました。
パテを整形する前と整形後に充分な加熱硬化を行います。
柔軟性のあるバンパー仕様の二液型サフェーサーを塗装しました。
軟化剤が入っているのでサフェーサーも念入りに加熱硬化を行います。
サフェーサーの研磨と周辺部の足付けを行いマスキング作業に移ります。
カラーベースとバンパー仕様で配合したトップコートクリアの塗装が完了しました。
ヒーターを使用して塗料の加熱硬化を促進させています。
テールランプにアルミホイルをかぶせて溶かさないようにしていますが、塗装部分を60度を上限に非接触型温度計を用いて必ず温度管理を行います。
加熱硬化後にポリッシングを行いボカシ目を整えています。
周辺部の清掃とコンパウンド残りの点検を行い完成しました。
この度はM様 誠にありがとうございました
(Visited 3 times, 1 visits today)