メルセデスベンツ C180 左がわ側面修理例

走行中左側が接触してしまいフロントフェンダーからクオーターパネルに発生してしまった損傷を修理致します。

線キズは強く押されたため、線へこみが起きてしまいました。

リアフェンダーホイールハウスの所まで、傷とへこみが続いてしまいました。

リアバンパーのこすりキズを同時に修理を行います。

リフトを使用して作業に適した高さに車両を持ち上げ、メッキモールを外しました、残った両面テープは、これから除去を行います。

モールは再使用する為、モール側に残った両面テープをきれいに落としてから脱脂、プライマーの塗布を行ってから両面テープを貼りつけます。

スタッド作業を行う為に異臭の原因の煙を吸い出すために集塵機を使用します。

必要最小限の電気で作業を行い、裏面のコゲと煙の発生は最小限になるように作業を行いました。

クオーターパネルはテールランプを外した場所からホースを入れて吸い込んでいます、

軍手で触りながら引きすぎないように引き出し作業を行いました。

鉄板面の成型が整い塗膜の段差を研ぎだし、滑らかなフェザーエッジを作りパテ付け前に亜鉛プライマーの塗装を行います。

使用しているパテは亜鉛鋼鈑、アルミ対応を使用していますが、後のトラブル発生をより抑えるためにプライマーを使用します。

イサム亜鉛プライマー2:1の塗装を行いました。

二液型のプライマーなので加熱を行い確実に硬化を促進させてからパテ作業に進みます。

硬化したプライマーの表面をサンドペーパーで傷を付ける足付け工程を行ってからファイバーパテを付けました。

最初にパテをこすり取るくらい薄くしごいてから必要な厚みを盛りました。

最初に付けたファイパーパテを研磨整形を行いました。

形状が戻り切らなかったのでパテを付け整形を行い、最後に180番のパテで仕上げを行いました。

フロントドア裏面の損傷の修理を行います。

整形が整ったパテを再度十分に加熱硬化を進めてから黒い二液型サフェーサーの塗装を行いました。

リアバンパーも同時に作業を進めています。

サフェーサーも十分に加熱を行い硬化を進めてから研磨整形を行います。

艶出しスプレーを使用して光沢を出し、サフェーサーの整形を点検しています

フロントドアの裏面とリアドアの前側、クオーターパネルの中を先に塗装を行います。

マスキングを行いシリコンオフで脱脂作業の後に塗装を開始します。

ボディー色のカラーベース塗装が終わり、トップコートクリアの塗装をおっこなっています。

ピラー上部とバンパーのぼかし作業を行いクリアの塗装が完了しました。

塗装後は電気ヒーターを使用して塗膜の硬化反応を進めてから、分解で取り外した部品を組付けます。

充電器で充電を行いながら診断機を使用した点検を行いました。

バフで隣接部にダメージを入れないようにマスキングを行いポリッシング作業に進みます。

磨きを行い塗装面を整えました。

各部作動確認を行い、メッキモールを所定の位置に貼りつけて完成しました。

 

この度はK様 誠にありがとうございました

 

(Visited 5 times, 1 visits today)