メルセデスベンツ リアバンパー修理例
メルセデスベンツ、リアバンパー及びテールランプを修理いたします。

テールランプは割れてしまいました。

リアバンパーは変形してしまい切れが発生しています。

損傷してしまった部品の分解、取り外しを行いました。

ご用意いただいたテールレンズを取り付けできるように必要な部品を外した部品より組み替えています。

レールランプをネジ止めする部分のテールランプハウジングを修正してから建付けが合う状態で取り付け作業を進めています。

リアバンパーの修理にかかりました。

裏面のレーダー取り付け部分まで損傷が波及していました。

電気ヒーターを使用して加熱を開始します。

裏面からヒートドライヤーを使用してさらに加熱しています。

裏面の素地が光ってきたら加熱の限界になります。

各種、道具を使用して温度に適した押し方で形状を復元しました。

切れてしまった部分は大型のコテを使用してステンレス製の網を素地に溶かしながら埋め込んでいます。

埋め込みが完了しました。

ダブルアクションサンダーを使用して成型部分の研ぎこみを行い成型ぐあいを確認しました。

切れてしまった部分は一対一配合の樹脂用エポキシ接着剤を使用して補強しています。

裏面も補強しました、レーダー取り付け部は不具合があるといけないので後に研ぎ落します。

接着剤の成型が完了しました。

バンパー用パテを修理部につけて加熱にかかります。

レーダーの取り付け部品を正しい位置に接着を行いました。

パテ成型が整いサフェーサーを塗装する準備ができました。

柔軟性のある樹脂配合の二液型サフェーサーを使用します。

成型時とは違いパテやサフェーサーは60度以下で過熱を行い硬化を促進させています。

サフェーサーの研磨、周辺部の足付けを行いマスキング作業にかかりました。

ベースコート塗装後にクリアーコートを行い塗装が完了しました。

トップコートクリアーは柔軟性のある樹脂配合にて塗装に使用しました。

バンパーを組みつけてから診断機を使用して各種故障履歴のリセットを行っています。
バンパーは脱着だけでもレーダーの断線として故障履歴が残るので診断を行いDTCをリセットを行い全システム異常なしになりました、
レーダー取り付け部の修理なので実走行にて機能の作動確認を行い正常に機能することを確認いたしました。

ポリッシングを行い完成しました。



この度はK様 誠にありがとうございました