BMW218i 前後バンパー及び右側リアドア、クオーターパネル修理例

フロントバンパーは左側側面部に付いてしまった傷を修理致します。

右側リアドア後部よりロックピラー部までへこみをともなうキズを修理致します。

リアドア後ろふちに対してロックピラー部が低くなってしまいました。

リアバンパー右側の傷も同時進行で修理を行っていきます。

スタッド引きを行う前にドアのフチをシーリングを傷めないようにゴムハンマー、樹脂製のカゲ等を使用してハンマリングを行います。

サイドマットガードは部分脱着することにより作業性を良くしてから、スタッド整形後に表面処理を行いファイバーパテが付きました。

パテを十分に加熱硬化させてから、黒いガイドコートを付けてパテの整形作業にかかります。

最初のパテの形状が整い、仕上げの120番パテを付けました。

パテを加熱硬化させているところでバンパーの修理にかかりました、

コーナーセンサーが近いのでセンサーに傷を付けないように注意して研磨作業を行います。

フロントバンパーも傷が素地まで達していたので研ぎだしています。

マスキングを行いサフェーサーを塗装する準備が整いました。

黒く素地が出ている部分はPPプライマーの塗布を行いサフェーサーの密着を高めます。

ホワイト系の二液型サフェーサーを塗装しました。

塗装したサフェーサーはパテ同様に十分な加熱を行い硬化反応を進め、キワが出るとか上塗りを吸い込むなどのトラブルを減少させます。

サフェーサーの研磨整形にかかりました、ガイドコートを使用して正確なライン形状と歪みの少ない逆アール整形を心がけました。

整形後に艶出しスプレーを使用して形状の確認を行います。

前後バンパーのサフェーサー研磨と周辺部の足付け作業にかかりました。

マスキングを完了させ、塗装を始めます。

ホワイト色ですがトップコートクリアをホワイトの上に塗装する2コート塗装を行いました。

左側もバンパーぼかし部の処理を行い完了しました。

加熱を行いクリアーの硬化反応を十分進めてからポリッシング作業にかかりました。

ボカシ目とプレス切り部分は下を出さないように慎重にミガキを行います。

分解した部分を組み付け完成しました。

 

この度はU様 誠にありがとうございました

 

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