フォルクスワーゲン UP リアバンパー修理例

ワーゲンアップのリアバンパー左側に付いてしまった傷を修理していきます。

上部から下部まで水平にキズが入ってしまいました。

塑性変形を修復する為にヒーターを使用してバンパーを加熱しています。

温度計を使用して高温になりすぎないように注意しながら損傷部を100度以上に加熱を行い柔らかくなったところで整形します。

ボディーにバンパーを固定するサイドリテーナーの痕が出てしまいました。

柔らかくなったとところで少し出っ張り気味に整形しています。

必要に応じた道具を裏面より入れて整形作業を行いました。

バンパー側面部も折れていたので熱整形を行います。

ダブルアクションサンダーを使用して変形部の成型と傷の研ぎ出し作業にかかりました。

マスキングを行いPPプライマーを塗布してからサフェーサーを塗装します。

サフェーサーは柔軟性のあるバンパー仕様の二液型サフェーサーを使用しました。

オンラインで使用できる調色データーを使用し、強く効きそうな原色を加減して比色用テストピースの塗装を行い調色作業にかかりました。

色違いが許容範囲内に収まり、加熱硬化したサフェーサの整形研磨を行いマスキング作業にかかりました。

カラーベースとトップコートクリアを塗装を行った後にボカシ剤でクリアーボカシ部をなじませて塗装が完了します。

クリアーは柔軟性のあるバンパー仕様で塗装を行いました。

カラんだりボカシ目が出にくいように充分な加熱硬化を行いポリッシング作業にかかりました。

修理部の点検を行い完成しました。

 

この度はS様 誠にありがとうございました

 

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