スズキ キャリー フロント回り修理例

車両と接触して発生してしまった損傷を修理していきます。

フロントバンパー左側が大きく凹みヘッドライトに水が入ってしまいました。

フロントパネルとコーナーパネルの建付けもズレています。

バンパー及びライトで押されて変形してしまったパネルをフレーム修正機を使用して引き出しています。

ピラー部等も引き出しました。

パーキングブレーキでは車両が前に引きずられてしまうので、リア側をタワーで固定しました。

フロア下部の寸法の計測を行い、キャビンの寸法がおかしくないことを確認しています。

リーンホースメント(バンパーの骨)部もバンバーで押されているので角度や出を確認しないとバンパーが正しい位置に付かない恐れがあります。

新品部品の仮合わせを行い、建付けが合うことを確認してから部品を取り外して塗装作業に移ります。

新品パネルは足付けを行った後にハンガーに装着して二液型サフェーサーを塗装しました。

ボディー側もサフェーサーが入りました。

ドアパネルまで損傷が波及していたのでドアも研磨を行いサフェを塗装しました。

サフェーサーを加熱硬化させた後にサフェ研磨を行いマスキング作業を行っています。

塗装前のコーナーパネルとフロントパネルの脱脂を行っています。

エアブロー、タッククロス拭きを行ってから塗装にかかりました。

カラーコード26Uのホワイトですがクリアー事を行う2コート仕上げで塗装を行いました。

組付ける新品部品に再使用する部品を組み替えています。

塗装を行った部品の組付け作業にかかりました。

ポリッシングを行い塗装面を整えています。

エンブレムは付くべき位置にずれないように心がけて貼りました。

左側ヘッドライトを新品部品に取り替えたので光軸調整を行っています。

診断機を使用して故障診断を行っています、作業上ハーネスを一部外し邪魔にならない様まとめたのですが、エアコンガスパイプのセンサーを外した履歴が残っています、

本当に故障しているわけではないのでリセットを行いました。

点検、清掃を行い完成しました。

 

この度はM様 誠にありがとうございました

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